コラム

行動変容を導くコミュニケーション法


スタンフォード大学の行動変容プログラム

米国サンフランシスコにあるスタンフォード大学医学部予防研究センター(以下、センター)では、25年以上にもわたる研究の結果、グループワークを用いた健康増進プログラム(Health Improvement Program:通称HIP)を開発し、地域に提供しています。

センターが提供する健康増進プログラムは、過去にアメリカで行われた疫学研究および行動科学研究に基づき構成されており、以下の3つの特徴を有しています。

特徴1→「5つの健康行動」のみに注目
特徴2→ 対象者を「行動変容の準備が出来ている人」に限定
特徴3→「人間の行動に影響を与える10の心理的要素」に注目

以下、それぞれの特徴について具体的にみていきましょう。